ドル円は一時148.80を突破し上昇トレンド継続かと思われたが、急落により調整が入り147円台へ。
現在は147.50〜148.00の価格帯で下げ止まりを見せており、押し目買いのタイミングかどうかに注目が集まる。
各時間足のチャートから、次の展開とエントリーポイントを見極めていく。
週足：上値を試す展開に回帰中
週足では長らく意識されてきた147.50付近のレジスタンスラインを明確に上抜けた形。
移動平均線も横ばいからやや上向きに転じており、下降トレンドの終息と捉えられる。
次なるターゲットは150円台だが、今週のローソク足の確定が重要な局面。
日足：押し目が意識される位置に到達
日足では短期移動平均線の上に位置しており、トレンドは上方向。
ただし直近で148.80から急落し、短期的な天井をつけた可能性もある。
現在は147.50〜147.80がサポートとして機能しており、この水準を割り込まなければ押し目買いが優勢となりやすい。
4時間足：押し目形成の最中
4時間足では148.80から急落し、現在は20EMA（移動平均線）付近で価格が推移。
調整の下落が一段落しつつあるように見えるが、まだ明確な反発は確認できない。
147.60〜147.80のレンジで底堅さを見せており、ここを下回らなければ再上昇に向けた形を作りやすい。
1時間足：短期反発の兆し
1時間足では一時的に146.80まで下落後、147.90付近まで戻しており、短期的なダブルボトムを形成する可能性がある。
20EMAに再びタッチしており、ここを上抜けられれば再上昇に向けた勢いが出やすい。
147.60を明確に割り込むまでは買い目線継続。
4時間足でのエントリータイミングを計る役割。
戦略シナリオまとめ（順張り）
- 148.00上抜け → 押し目完了と見てロングエントリー
- 147.50割れ → 短期的に調整継続と見て静観または軽くショート
現在は押し目買いの有効ゾーンに位置しており、147.50を基準に上下の戦略を明確に立てておく必要がある。
まとめ
ドル円は147.50〜148.00のゾーンで下げ止まりを見せており、押し目買いの好機と捉えるトレーダーが増えている（と思う）。
直近高値の148.80を再び上抜けられるかが重要な分岐点であり、週末にかけての値動きに要注目。
現時点では押し目狙いのロング戦略が優位。
