昨日の下落から一転、サポートラインで反発する形となったドル円。
だが全体像を俯瞰すると、戻り売りの地合いは崩れておらず、引き続き下目線を基本にした戦略が有効と見る。
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週足:三角持ち合いを維持、方向感は依然として不明瞭

長期足では、依然として三角持ち合いの範囲内で推移しており、ローソク足は収束の末端に差しかかっている。
上値は切り下がっているものの、下値は斜めのサポートに支えられている状態。明確なブレイクがない限り、週足レベルでは方向感を断定しにくい。
日足:サポート反発も戻り売り圧力が優勢

昨日は日足のトレンドライン(赤)を一時的に割り込んだものの、終値では回復し、サポートライン付近で反発している。
ただし、ローソク足は実体が小さく、反発に勢いは感じられない。上値はEMA20が抑えており、トレンドの継続性には疑問が残る。
4時間足:戻りを作って再度の下落を警戒

昨日描いた下落シナリオどおり、下落後に小さな戻りをつける展開。
現在はトレンドラインを上抜ける動きも見られるが、直近高値を超えられなければ、再び売りに押される可能性が高い。
黄色の波形のとおり、戻りが甘ければ下落継続の合図と捉える。
1時間足:短期的にはリターンムーブ中

短期足では、下抜けたトレンドラインへのリターンムーブが進行中。
価格は上昇しているように見えるが、移動平均線を明確に上回る動きにはなっていない。
直近では売り圧力の強いゾーン(146.90〜147.00付近)に接近しており、反発の強さを見極めたい。
まとめ|戻り売り戦略に有利な局面
現状では、上昇しても売りが入りやすいチャート形状。
特に4時間足での戻りの勢いと、1時間足のリターンムーブが失速したタイミングは、エントリーの好機となり得る。
反対に、147.20をしっかり上抜けてくる展開なら静観を優先。

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