ドル円は日足の重要レジスタンスを明確に上抜けた後、一服感を見せている。
現在はその水平線(148.55円付近)での押し目形成待ちの状況。
週末を前にもう一段の上昇へ備える局面で、兼業トレーダーも注目すべきポイントに差し掛かっている。
週足

週足では青い収束トライアングルを明確にブレイクし、次のターゲットである150円台中盤を意識させる形となった。
押し目を作っていた期間が長かった分、上方向の反動が出やすい地合いでもある。150円台突入は射程圏内。
日足

日足では、長く意識されていたレジスタンスラインをブレイクし、現在はそのライン(約148.55円)でのサポレジ転換の確認フェーズ。
直近の上昇は急だったため、短期的な押しは許容範囲。148.50〜148.70円のゾーンで反発が確認されれば、再度ロングエントリーが視野に入る。
4時間足

4時間足では、ブレイク後の上昇が一服し、150円を目前にして調整のタイミング。
高値圏での小さな持ち合いが発生しており、ここからの反発の有無が短期戦略のカギ。
下値目安としては148.90円付近までの押しが想定されるが、急落というよりは「健全な調整」の範疇。
1時間足

1時間足では、150円目前で横ばい推移。過熱感はあるが、パターンとしては一旦押してからの再上昇シナリオが濃厚。
押しの目安は148.55〜148.90円で、ここでしっかり支えられるようであれば、短期ロングを仕掛けやすい。ローソク足の反転形状や下ヒゲに注目。
戦略シナリオ
- 148.55〜148.90円のゾーンで押し目形成 → ロング(利確ターゲット:150.30円)
- 149.80〜150.00円付近で上昇失速 → 一時静観、押しを待つ
- 148.50円を明確に割り込んだ場合 → 戻り売り転換も視野
まとめ
ドル円は押し目買い戦略が有効なフェーズに突入。
日足レベルの水平線を上抜けたことから、サポレジ転換確認が鍵。時間足を活用しつつ、反発の兆候をとらえてエントリーできれば、サラリーマンや兼業トレーダーでも隙間時間で戦える良い局面。
