ドル円は153円台手前で上昇が一服し、現在は調整の動きを見せている。
急騰後の利確売りが出やすい局面だが、依然としてトレンドの方向性は上向き。
兼業トレーダーにとっては「押し目買い」か「静観」かを見極める重要な一日となりそうだ。
週足

長期的には三角保ち合いの上限に到達しており、152円台後半を上抜けできるかが焦点。
EMA20と75がともに上向きで、中長期の上昇トレンドは継続中。
一方で、上昇の勢いが鈍化すれば再び149円付近までの調整も視野に入る。
153円台は過去にも強い抵抗帯として意識されており、今週のローソク足確定が鍵となる。
日足

急伸後の反落局面。短期的には利確売りに押され、151円台前半までの押し目を形成中。
サポレジ転換が機能する形で、149〜150円台は買い支えが入りやすいゾーン。
ただし20EMAを割り込むようなら、下落調整が加速するリスクも残る。
4時間足

上昇後の高値圏レンジを形成。EMA20が横ばいとなり、方向感が一時的に薄れている。
150.8〜151円の押し目で反発できれば、再び153円トライの展開が見込まれる。
下抜けた場合は149円後半までの短期調整を想定。
1時間足

上昇の勢いが一服し、短期的な下降トレンドの兆し。
EMA20が75をデッドクロスする形となり、戻り売り勢力も警戒される局面。
ただし、150.8円付近で下げ止まる動きが出れば、押し目買いの好機となり得る。
まとめ
153円台は明確な上値抵抗で、ここを突破できるかが今後の方向性を左右する。
現状は短期的な調整局面と捉え、下値を拾う押し目買い戦略が有効。
サラリーマンや兼業トレーダーは、隙間時間でのエントリーポイントを慎重に見極めたい。
