ドル円は先週末にかけて153円台を維持し、依然として強い上昇基調を保っている。
三角持ち合い上抜け後の推進波が続く中で、今週は155円を試すか、いったんの調整を挟むかが焦点となる。
MACDも全時間軸でプラス圏を維持しており、押し目買い優勢の流れが続く展開。
週足分析
週足では長期の三角持ち合いを明確に上抜け。
ローソク足は実体を伴ってブレイクしており、上昇トレンド再開を裏付ける形。
153円が今後のサポレジ転換ポイントとして意識され、これを割り込まない限り上昇基調は継続。
次の上値ターゲットは155.00円、その先は156円台まで視野に入る。MACDもゼロライン上方での上昇を維持し、中期的には買い優勢。
日足分析
日足では20EMAが上向きを維持し、相場を下支えしている。
152円台後半から153円前半にかけて強固なサポートゾーンが形成されており、ここを背にした押し目買い戦略が有効。
上値は153.50円のレジスタンスを抜ければ一段高となり、トレンド継続の可能性が高まる。
MACDも依然としてプラス圏でのゴールデンクロスを維持し、モメンタムはポジティブ。
4時間足分析
4時間足では上昇トレンドが継続中。短期EMAが長期EMAを明確に上抜き、トレンドフォロー勢が優位な地合い。
153円台前半での小さな調整が見られるが、買い圧力が強く、下げてもすぐに買いが入る展開。
152.50円を割れない限り、押し目は積極的に拾う場面と判断。MACDはやや上昇の勢いが鈍っているものの、ゼロライン上を維持しており方向性は上。
1時間足分析
1時間足では153円を中心に高値圏でのもみ合いが続く。短期的な利確売りが入る場面もあるが、移動平均が下値を支えており押し目買い継続の判断で問題なし。
151.80円〜152.50円が次の押し目候補で、そこからの反発があれば再び上昇トレンドが加速する可能性。MACDのクロスも再び上方向に向かいかけており、再上昇の準備段階に入っている。
戦略まとめ
今週の戦略は「押し目買い継続」。
- 押し目候補：152.50円〜151.80円
- 利確目標：153.80円 → 155.00円
- 静観ライン：151.50円割れ
長期トレンドは完全に上方向。週初からの動きが強ければ早期に154円台へ乗せる展開も十分に考えられる。
まとめ
ドル円は週明けも153円台を維持し、上昇トレンド継続中。
サポレジ転換を経て押し目買い優勢の地合いに変化なし。
短期的な調整に惑わされず、流れに乗る冷静な判断が求められる局面。
