サラリーマンや兼業トレーダーが“隙間時間”でも流れをつかみやすいよう、今日もドル円の値動きをプロトレーダーの目線で整理する。
週足・日足で上昇トレンドが再加速し、4時間足・1時間足でも明確に押し目を作りながら157円台へ踏み上げる展開へ。
押し目買いが優勢な地合いが続き、チャート全体が買い圧力を示している。
週足分析
週足は三角持ち合い上限を明確に突破し、157円台へ急伸する展開。
移動平均線は20EMA・75EMAがともに上向きで、200EMAも緩やかに上昇。
MACDはゼロライン上で強く拡大しており、買いモメンタムが明確。
中長期の視点では上昇トレンドの再加速と判断し、押し目買いが最も優位性の高いシナリオとなる。
日足分析
日足は156円台のレジスタンスを強い陽線で突破し、157円へワンタッチ。
20EMAが機能し続けており、短期の押し目が入るたびに買い支えられる展開。
MACDも再び上方向にクロスし、買い勢主導での波形が続いている。
日足レベルでも押し目買い継続で問題なく、155.50あたりが最初の押し目候補として意識される。
4時間足分析
4時間足は20EMAを割らずに連続で反発し、156円ブレイク後は加速して一気に157円台へ。
20・75・200EMAの順番が完全に並び直り、上昇トレンドの典型的な構図に入った。
MACDも力強く上方向に拡大しており、売りが入っても押し目買いがすぐに吸収する強気相場。
押し目ポイントは 156.20 → 155.80 → 155.40 の順で意識される。
1時間足分析
1時間足では、お手本のような押し目買いの形が継続し、
20EMAを支点としながら高値を更新するトレンド波動がはっきりと出ている。
直近はMACDが小さくデッドクロス気味だが、トレンドの流れを逆転させる強さには欠ける。
むしろ調整が入ることで新たな押し目が形成される可能性が高い。
まとめ
ドル円は157円台を突破し、長期レジスタンスを上抜く強い上昇トレンドが継続している。週足・日足ともに押し目買いが優勢で、短期では20EMA付近までの調整が入れば再び買いが入りやすい地合い。
基本戦略は「押し目買い一択」。155円台後半への浅い押しを想定しつつ、上値は158.20～159円が次のターゲットになる。
