【2025年7月2日】下降トレンド継続中、戻り売りの好機か

ドル円は依然として明確な下降トレンドの中にあり、下値を試す展開が続いている。144円台半ばで反発する場面も見られたが、戻りは鈍く、依然として上値の重い状況。節目ラインでの攻防に注目が集まる。

週足分析

週足では、長期の下降トレンドラインに沿った値動きが継続しており、20EMAも下向きで推移中。

下落の戻り局面が限定的で、上昇圧力の欠如が目立つ。

143.50付近が意識されているが、流れは売り優勢のまま。

日足では、戻りの高値が切り下がり続けており、昨日の足も上ヒゲを残して陰線。

20EMAに頭を抑えられる形となっており、短期的な下落圧力が再び強まっている。

上値の抵抗は146.39円、下値の支持は142.17円。

4時間足では、戻りが続いていた局面から反落し始めており、トレンドラインとレジスタンスゾーンが重なって意識されている。

直近は143.50円を割り込む動きも見られ、売りの勢いが再び優勢になりつつある。

1時間足では、下落の波が優勢で高値・安値を切り下げる構造が継続。

戻りも限定的で、144円台では売りが強く反応している。

EMAにも抑えられながら、じり安の展開となっている。

下降トレンドは明確に継続中であり、上値は重く戻り売りの好機が続く。

重要ラインの143.40円と142.17円を意識し、売り戦略を基本に構える場面。