ドル円は週足・日足ともに三角持ち合いの収束点に接近しており、方向感のない動きが続いている。
現在は重要なサポートを維持しているが、上値も重く、一段の動き出しに警戒が必要。
兼業トレーダーも、今は隙間時間で静観しながらブレイクを待つのが得策。
三角保ち合いが猛威を振るっている。(笑)
週足分析

週足チャートでは、長期下降トレンドの上限ラインと、5月から続く上昇の下限ラインが収束しつつある。
現在はその三角形の中間付近で推移しており、方向感がない状態。
20EMA(146.86円)が引き続き下支えとして意識されている。
日足分析

日足では、上値が147.60〜148.00円付近で重くなっており、20EMA(147.54円)を挟んだレンジ相場が続く。
安値も切り上げているため、どちらかにブレイクするかを見極めるタイミング。
147.60円を明確に上抜けるか、146.76円を割れるかが鍵。
4時間足分析

4時間足では、148.27円でレジスタンスに抑えられた後、下降気味のレンジに移行。
直近では147.60円付近で反発しているものの、明確なトレンドは出ていない。
短期EMAが下向きであり、上値を追うにはもう一段の上昇が必要。
1時間足分析

1時間足では、147.00〜147.60円の狭いボックスを形成中。
20EMA(148.36円)はやや下向きだが、ローソク足はそれに張り付いて推移しており、エネルギーを溜めている印象。
現時点ではブレイク待ち。
戦略シナリオまとめ
- 147.70円を明確に上抜け → ロング
- 146.76円を下抜け → ショート追従
- レンジ継続中は静観 → ノートレ or デイトレのみ
まとめ
三角持ち合いの収束点に到達しつつある現在、ドル円は方向感を失った状態。
147.70円超えまたは146.76円割れによって、次のトレンドが見えてくる。
今はポジションを傾けず、ブレイクの兆候を見逃さないことが最重要。
