ドル円は150円台を回復。
週明けに窓開けでスタートしたあとも買い優勢が続き、一気に上昇トレンドを取り戻す形となった。
ただし上値では150.5円付近に強いレジスタンスが控えており、短期的には戻り売りにも警戒が必要な局面。
週足

週足では、三角持ち合いの上限を再び上抜ける形となり、チャートは強気の流れを示唆。
EMA20がサポートとして機能しており、長期目線では再度上昇トレンドへの転換が意識さる。
一方で、151円台の過去高値ゾーンが次のターゲットとなるため、上昇一服のタイミングには注意。
日足

日足では、前日の窓開け上昇を引き継ぎ、150円ラインをしっかり突破。
EMA20と75のゴールデンクロスが迫っており、地合いの強さを裏付ける形。
ただし、150.5円のレジスタンスを明確に上抜けできない場合、再度押し戻される可能性もあり、サポレジ転換を確認したい。
4時間足

4時間足では、上昇チャネルの上限付近まで到達。
短期では買い一巡感も見られ、上値追いはリスクが高い水準。
148.1円のサポレジ転換ラインを背に押し目買い狙いがセオリーだが、150.5円を超えられない動きが続けば、短期戻り売りも有効。
1時間足

1時間足ではEMA20が明確に上向き、上昇トレンドが継続。
ただ、150.3〜150.5円の抵抗帯を前に上昇が鈍化しており、ここをブレイクできるかが焦点。
兼業トレーダーは、押し目の形を確認してからのエントリーが理想。
短期逆張りはリスクが高く、静観も選択肢のひとつ。
まとめ
ドル円は150円台を回復し、上昇地合いを維持。
ただし150.5円超えを試す動きが失敗すれば、短期的な反落リスクも残る。
トレンドに逆らわず、押し目・戻りの判断を丁寧に見極めたい。
