ドル円は151円台後半で堅調推移。節目152円を目前に、上昇トレンドの勢いを維持できるかが焦点となっている。
週足・日足では明確に上向きの構造を保ち、短期では高値圏でのもみ合いが続く。MACDも全時間軸でプラス圏を維持し、トレンド継続を裏付ける形。
週足分析

週足では、三角持ち合い上限を突破した後の上昇が継続。EMA20とEMA75が共に上向きで、強い上昇トレンドを示唆している。
MACDはゼロライン上方でゴールデンクロスを維持し、買い優勢の地合いが継続。152円台前半に抵抗帯が存在するが、ブレイクすれば154円方向への拡大も視野。
日足分析

日足では、150円台のサポレジ転換を経て上昇基調を再構築。
151.80〜152.00円付近で上値を試す展開。EMA20(150.50円付近)が下支えとなり、押し目買いが入りやすい形状。
MACDはプラス圏を維持し、上昇気配の鈍化は見られない。調整が入っても150.80円割れまでは強気維持。
4時間足分析

4時間足では上昇チャンネル上限に接近中。151.90円付近で一時的な高値圏もみ合い。
MACDはやや横ばい推移となっているが、シグナル上で踏みとどまり買い優勢を示唆。
151.30円付近が短期の押し目候補で、ここを割れない限り上目線継続。152円突破で勢いが加速しやすい形。
1時間足分析

1時間足では、EMA20とEMA75が並行上向きで、典型的なトレンドフォロー局面。
MACDも正の値を維持し、短期的な調整をこなしながら上値を試す動き。
151.50円が下値サポートとして機能しており、ここを支えに再度152円トライを狙う構図。
戦略シナリオ
主軸は押し目買い継続。
151.50〜151.20円の押し目を拾う戦略が有効。
152円を明確に抜ければ、153円台への上昇を順張りで追随。
下方向は150.80円を割り込むまでは静観で問題なし。MACDがプラス圏を維持している限り、買い優勢の相場構造。
まとめ
ドル円は151円台後半で堅調。152円突破を控え、上昇トレンドの持続性が試される局面。
MACDが全時間軸でプラス圏を維持しており、押し目買いスタンス継続。下値は151.20円を意識し、上昇トレンドに素直に順張りで乗る展開。
