ドル円は154円台前半で底堅い推移を継続。複数時間足でゴールデンクロスが確認され、トレンドの方向性は明確に上向き。
サラリーマンや兼業トレーダーが隙間時間でトレード判断を下すなら、押し目買いを基本にシナリオを組む場面。短期的な調整局面を挟みつつも、全体構造は上昇トレンドを維持している。
週足分析
週足では、長期の上値抵抗線を突破する形で推移。移動平均線（20EMA・75EMA）が再びゴールデンクロスを形成し、明確なトレンド転換が発生している。
MACDもプラス圏を維持しており、モメンタムは依然強い。過去のレジスタンスである155円付近が次の上値目標となり、下値は150円付近でサポレジ転換を確認。
中期的な上昇トレンドは継続の公算が高い。
日足分析
日足では、短期的な調整を挟みながらも20EMAが75EMAを上回り、トレンドの勢いを示唆。
154円台前半では売り圧力も見られるが、押し目が入るたびに下値を切り上げる展開。
MACDは依然として正の領域で推移しており、モメンタムの失速は限定的。148円台を起点とした上昇波動が継続しており、押し目買い戦略が機能しやすい環境といえる。
4時間足分析
4時間足では、直近で再度ゴールデンクロスが発生。153円後半を下値支持とするサポレジ転換が確認でき、短期的な押し目は買い場として意識される。
154.50円付近には上値抵抗が残るが、上抜けすれば155円台回復の可能性が高まる。押しが浅いまま推移しているため、追随買いにはタイミングの見極めが必要。
1時間足分析
1時間足では、上昇トレンドの中での小幅なもみ合いが続く。
短期EMAが再び下支えとして機能しており、153.80円〜154.00円のゾーンは短期的な押し目買いポイント。
MACDは再びシグナルを上抜けし、上昇圧力の再点火を示唆。短期トレーダーにとっては、エントリー精度を重視しながらも押し目優先の戦略が有効。
まとめ
ドル円は複数時間足でゴールデンクロスが発生しており、トレンドは上向きで明確。サポレジ転換が確認される153円後半を基準に、押し目買いを中心とした戦略が有効。
154.50円突破が次のトリガーとなり、155円を試す動きに発展する可能性が高い。現状では静観よりも買い目線を維持すべき局面。
普通に円が弱すぎる、トレード抜きにして考えたらもう少し円高になってくれ・・・・と思っている。