本日金曜日のドル円は、156円台前半での膠着状態が続いている。今週発生した強力な上昇トレンドの後、高値圏での調整(横ばい)でエネルギーを溜めている格好だ。
週末を迎え、無理なポジションメイクは禁物だが、チャートの形状は依然として「買い」を示唆している。本日は今週の動きを総括し、来週以降のメインシナリオとなる「158円トライ」に向けた分析を行う。
今週のドル円(振り返り)
今週は、長期間上値を抑えていた「週足三角持ち合い」をついに上抜けるという、テクニカル分析上きわめて重要なイベントが発生した。
週初から買いが先行し、一時157円台に迫る急騰を見せた後、週後半にかけては156円台での値固めに移行。かつてのレジスタンスラインを足場に変える「サポレジ転換」を完了させつつある。
週足:ブレイクアウトの確定

今週のローソク足がこのまま陽線で確定すれば、巨大な三角持ち合いの上抜けが決定打となる。これは「だまし」ではなく、中長期的な上昇トレンド入りを示唆する強力なサインだ。
来週以降、このブレイクポイント(154円〜155円ゾーン)が岩盤サポートとなり、次は直近高値である158円〜160円を目指す展開がメインシナリオとなる。
日足:20EMAでの攻防

急騰後の調整が入っているが、青色の移動平均線(20EMA)が絶妙なサポートとして機能している。価格はこのライン上で下げ止まっており、上昇トレンドの勢いが失われていないことを証明している。
MACDは若干の調整色を見せているが、価格が大きく崩れていないため、健全な調整の範囲内と判断できる。
4時間足:エネルギー充填中かな

156.00〜156.50の狭いレンジ内で横ばいの動き(ボックス相場)を形成している。これは上昇エネルギーを溜め込んでいる形状であり、再度高値を更新するための準備期間と見るのが妥当だ。
中期EMA(青色)が下値から追いついてきており、ここがサポートされれば再上昇の狼煙となる。
1時間足:週末は静観推奨

短期的な方向感はなく、移動平均線が絡み合うレンジ相場となっている。金曜日のロンドン・NY時間を控えているため、突発的なポジション調整の動きには警戒が必要だ。
サラリーマンや兼業トレーダーは、今の不明瞭なレンジ内で消耗戦を挑む必要はない。「待つのも相場」であり、来週の方向感が出るまでは静観姿勢でよい。
まとめ・来週の展望
今週の週足ブレイクにより、相場の地合いは完全に「強気」に固定された。来週は、今の調整レンジを上抜けての上昇再開が濃厚である。
- 基本戦略: 来週も「押し目買い」一択。155円台後半〜156円付近は絶好の拾い場となる可能性が高い。
- 来週のターゲット: まずは直近高値の157円後半、そこを抜ければ158.50付近を目指す展開を想定。
サラリーマン・兼業トレーダーは、今週の利益を確定させて週末をゆっくり過ごし、来週からの新たな上昇波動に乗る準備を整えておくべきだ。










