「FXはギャンブルでしょ」
「初心者は絶対負ける」
「サラリーマンには無理」
そんな声を聞いてFXを避けてきたなら、もったいない話かもしれない。
勘違いしたままチャンスを逃すことこそ、最大の損失だ。
この記事では、サラリーマンが特に誤解しやすい「FXの勘違い」を7つに絞って一つずつ解消していく。
知識さえあれば、FXはむしろ堅実に始められる副業になる。
勘違い①:FXは元本が0になることはほとんど無い
最初にはっきりお伝えしておくと、投資した種銭が丸ごと消し飛ぶリスクは往々にして存在する。
しかしながらこれは条件付きで下記のような“自爆パターン”に陥った時だけ。
レバレッジ(倍率)を無制限にかけている(特に海外口座)
ロット管理が出来ていない
損切りしないで放置している
つまり、上記のようなことに気をつけてFXを行えば、投資した種銭が丸ごと消し飛ぶリスクはほぼ0だと言ってもいい。
FXはルールを守れる人にとって、安全な投資対象だ。
勘違い②:1回の取引で数万円が吹き飛ぶ
それではFXの一回の取引あたりに動く金額はどれくらいだろうか。
次の画面を参考に見てほしい。
DMM FXのデモトレードの様子だがドル円を1Lot買った時の様子である。

このとき1Lot(59,784円)だったが、適当に買いで入って1分くらいポジションを持って‐3.4pips分で‐340円だった(下記参照)。

ということはFXでの儲け(損)は取引数量×獲得pipsだから、損切りを最小で抑えて利益が大きくなるような取引ができる局面を選んで投資していけば、勝てる投資だということが分かる。
勘違い③:株は安全、FXはギャンブル

この世の中には「FXは危険」「FXには手を出すな」という言葉がはびこっているが、確かに片手間に出来るほど甘くはない。
では、新NISAを始め、株や投資信託はいわゆる「安全」な投資手段なのだろうか。
確かに比較的安全とは言えるが、これらは「長期保有していれば将来的には株価が上昇する」という前提の元に成り立っている。
リーマンショックやコロナショックのような暴落局面では安全資産でも簡単に崩れる。
どちらが優れているかではなく、使い方と戦略の問題だ。
勘違い④:FXで変動する金額幅はものすごく小さい

「FXはレバレッジ25倍」という文言がフィーチャーされがちだが、為替の変動率はと比較するとかなり小さい。
株であれば、1日に10%以上の値動きはザラにあるが、メジャー通貨であれば1日10%も変動することは稀。
FXの場合、国内の証券会社を使用すればレバレッジは25倍までに抑えられる。初心者のうちは3倍〜5倍になるようにすればいい。
何が言いたいのかというと、数字だけを見て危険というのは本質ではない。
勘違い⑤:常にチャートに張りついていないとダメ
FXには取引スタイルがある:
- スキャルピング:秒〜分単位
- デイトレード:数時間
- スイングトレード:数日〜週単位
サラリーマンなら「デイトレード」が最適。
4時間足なんて4時間に1回しか動かないから日中は相場を1日1〜2回チェックするだけでOK。
むしろ動きが少ないレンジ相場のときは手出ししなければいい。
さらに、サラリーマンは本業収入があることで、トレードに使う資金を継続的に積み増せる。
トレードしない間も収入がある=無理な取引を避けられるという点で、兼業スタイルは実はFXと非常に相性が良い。

勘違い⑥:FXは初心者には無理、上級者だけの世界

FXには無料で使えるデモトレードがある。
実際のチャートを使って、リスクゼロで練習できる。
これは株や投資信託にはない利点。
初心者でも学びながら、感覚をつかめる設計になっている。
最初から本番で戦う必要はない。

勘違い⑦:MacじゃFXできない
FXを始めようと検討してみた方ならMetaTraderというツールを使うのが良さそうだ。というところにたどり着くと思う。
そしてこれらは一部の証券会社を除いてWindowsでしか動作しない。MacBookで動作しても若干不自由がある。私も体験済みだ。
しかし、TradingviewというツールであればMacBookでも問題なく稼働するどころか
MetaTraderより使いやすい。
ということでFXはMacBookでもなんの不自由もなく出来る。
Tradingviewを利用することが出来る証券会社でおすすめは「みんなのFX」なんだけど
下記の記事で詳しく解説しているので、興味があれば確認してほしい。

まとめ|FXの誤解を捨てた先に選択肢がある
勘違いを抱えたままFXを避けるのは、自分で可能性を閉ざす行為。
理解すれば怖くないし、戦略次第で堅実に利益を積み上げることもできる。
会社員だからこそ、毎月安定して資金を積み上げられる。
副業としてFXを使うのは、むしろ合理的な選択。
まずはデモトレードから始めてみよう。
このpipsということについては現段階ではあまり理解できていなくても良い。
1lotでどのくらいの金額が動くのか分かって頂ければと思う。