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コアタイム無しのフレックスタイム制を有効に使ってみた【実例】

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就活生や新社会人、転職活動中の方なら、一度は気になったことがあるであろう

スーパーフレックスタイム制(コアタイム無しのフレックスタイム制)

実は僕が今勤務している会社はまさにその制度があります。

そして実際に2023年度の冬頃からフレックスタイム制を思う存分使い倒してきました。

今回はその経験とここまでの感想をベースに

コアタイム無しフレックスタイム制のメリット・デメリットについて解説します。

是非参考にして下さい。

リョー

・上場企業会社員(営業)

・大学院卒、副業でブログとサッカースクールを運営(開業届け提出済み)

・バイトリーダーとして新規バイト採用係として面接官経験あり

・本業の会社でもリクルーターとして就活生の面接を担当

・1人が好き

・趣味はランニング、サウナ、映画、読書

この本を読んでフレックス制を使おうと決心しました

デンマーク人は家族との時間を増やすために、4時には帰るらしいです。

とても参考になる本でしたので、ぜひ読んでみて下さい。

【実例】コアタイム無しフレックスタイム制を有効活用

冒頭にも書いた通り、僕はコアタイム無しのフレックスタイム制を活用しています。

実際にフレックスタイム制を活用した場合のスケジュールはこんな感じです。

6時 起床

6時50分 家出発

7時20分 会社着

7時半 出社/始業

16時 退社

16時40分頃 帰宅

16時50〜17時半 家事

17時半〜 自由時間(晩飯食べたり、ブログを書いたり)

勤務時間はきっちり7時間30分。うちの会社の就業時間通りなので少なくもなく、多くもなく健全。

退勤後に何をしているのか

退勤後・帰宅後はだいたい家の事をしていますが、自由な時間に出来ることが多くて良いです。

家事をしたり、家族と過ごしたり、ブログを書いたり

今では簿記の試験勉強をしたり、本を読んだりしています。

【感想】フレックスタイム制のデメリット

ここまでフレックスタイム制を使用してきて感じたデメリットを下記で解説します。

メリットばかりではないことも事実です。

それから、単純になれるまでは朝が眠いです。

各デメリットの解説の後に対策を書いてますので参考にして下さい。

デメリットに特化した記事を作りました。正直結構なデメリットがあるのでリスク回避するためにも下記を参考にして下さい。

【デメリットを特化解説】フレックスタイム制を使うデメリット【経験談】 フレックスタイム制がある会社の人や、これから就職活動だという学生は フレックスタイム制をうまく活用して、ライフワークバランスを整...

職場の人に変な顔をされる

これが最たるデメリットだと思います。

朝早く出勤すると

意識高いね(笑)

いつまで続けるの、続くかな(笑)

という目で見られるし

早く退勤すると

もう帰るの?

仕事量が少ないんだね

と言わんばかりの顔で見られます。実際に思われているか検証したことは無いですが。

確かにコミュニケーションの回数が減る

朝早く出勤して、早くに退勤するので、自ずと職場の人と接する時間が少なくなります。

これは人と接する時間が減るというメリットもありますが

確認や承認が必要な作業がある場合、円滑に事が運ばないことがありデメリットです。

また、朝の時間はお客様も殆どの場合は仕事をしていない時間ですので、連絡がつきません。

しかしながら、働き方に併せて、作業の仕方を工夫すれば問題なく仕事出来ます。

例えば、一人で集中して作業したいことは朝の静かな時間で集中して済ませ、同僚や客先と話さないといけない用事はお昼前後に済ませるなどです。

ですので、たしかにデメリットの1つですが、これからフレックスタイム制を試したいという人にとってはあまり気にしなくていいかもしれません。

午後15時以降に始まる会議があれば残業ほぼ確定

午後15時スタートの会議があると

1時間の会議であればもちろん残業時間に突入しますが、30分の会議であっても

仕事のラストスパートがかけれず大なり小なり残業しなくてはいけなくなります。

僕の場合は会社の体質的に夕方から会議ということがよくあるので

どうしても残業時間に突入してしまうことが多いです。

しかし

予め会議があることが分かっているときは、

出社の時間を遅らせたり残業申請をしておいて、他の日に調整

急に入って来る会議についてはリスケしてもらう

などの対策を取れば、対応可能です。

どこの会社も(日本人の体質らしい)夕方から会議が増える傾向にあるみたいですが

個人の工夫で乗り越える事ができます。

新入社員のうちはなかなかフレックスタイム制を利用できない

新入社員のうちはスケジュールが決められていたり、指導員の上司と行動をともにしなければいけなかったり、フレックスタイム制をうまく活用出来ない事が多いです。

なんでフレックスタイム制使わせてくれないんだよ・・

という方は多いと思いますが、新入社員には

会社の雰囲気に慣れてもらう

手続きや仕事のやり方を教える

など、1人前になる修行期間が必要です。そして、この修行期間はどこの会社に行ってもあります。

1人前になれば、親元から離れて一人で行動出来るようになり、フレックスタイム制も使えるので早く独り立ちできるように頑張りましょう。

結論としては少し耐えるしか無いです。

業務外でメールチェックの頻度が増える

帰宅後もメールのチェックをすることが増えます。

それは次の日も早く退勤して、仕事終りの自由時間を確保するためです。

例えば16時に帰宅するとして、一般的な会社員であれば、それから1時間半は仕事をして
メールを送るでしょう。

そのメールの中には、その日の中に返信しておけば片付く問題もあるわけです。

ですので、すぐに返信だけで済むようなメールは即時返信するために

そういったメールが来ていないか、5分くらいメールチェックをします。

たしかに、仕事をしているのに残業代がつかないというのは痛いかもしれませんが

メールチェックだけなら5分、長くても10分で済みます。しかも、短時間で次の日に何の作業をしなければいけないかの把握もできます。

会社に残って、非生産的な時間を1時間や2時間働くよりは、自宅で過ごす6時間や自分の好きなことで過ごす長い時間のほうが価値が高くありませんか?

ですので、僕はこの作業を嫌っていません。

コアタイム無しフレックスタイム制のメリット

フレックスタイム制を使用することのメリットについて解説します。

このメリットのためにコアタイム無しフレックスタイム制を存分に使っていると言っても過言ではありません。

朝の時間は作業が捗る

朝の作業はまじで捗ります。自分でも驚くほど驚異的です。

理由は下記。

・脳みそが冴えている

・職場の人が少なくて集中できる

・お客様から電話がかかってこない

・自分の好きな体勢で仕事ができる(人の目を気にしなくていい)

・なんとなく気分がいい

・時間が長く感じる

・残業時間が減る(朝に仕事が捗るから)

主に早起きの得と同じ考えですね。

確かに朝は眠いですが、そのかわり夜はちゃんと眠くなり、生活サイクルが整います。

特に最後の「残業時間が減る」は強烈なメリットです。

夕方の明るい時間に帰れる

夕方の明るい時間に帰れることはフレックスタイム制を使用する最大のメリットと言っても過言ではありません。

仕事が終わって、暗い外に出て帰宅すると疲れがどっと増しませんか?

あー家に帰って、寝るだけか

と気分が萎えてしまいます。

しかし、明るいうちに帰ることが出来ると、まるで新しい日が始まるような気持ちになれます。

定時後だと閉まっているお店に行けたり、明るい時間に散歩ができたり、平日でも週末の夕方のような生活が可能です。

【本記事で一番伝えたいこと】退社後の時間を有効活用出来る

退社後の時間が有効活用できることはこの記事でも何回も小出しにしていますが

本当に有効です。

毎日3時間の自由時間があれば、1週間で約1日分弱の得ができます。
(21時間全て起きて活動している時間なので、実質1日以上の得)

その時間に資格試験の勉強をしたり、ジムに通ったり、映画を見たり、人生得した気分です。

また、朝の自分時間を有効活用するべきだという論もありますが、僕はその時間を本業に充てて早く退勤したほうが良いと考えます。

理由は朝の時間は起床した時間から出勤する時間しか作業できないという制約があるからです。

さらに、一人の時間は貴重ですので、その時間を本業にも設けたいからです。

朝もひとり時間だけど、出社したらフルで人がいる環境での仕事になるでしょ。

副業などをしている人にとっては朝の頭が冴える時間を、目一杯副業に割きたいという人もいると思います。

しかし、本業の仕事をとっとと片付けるために、その時間を本業に充てて、夕方以降のまとまった時間を副業に充てましょうよ、という意見です。

いかがですか?どっちでもいいと思いますが

とにかくフレックスタイム制の魅力は伝わるかなと考えています。

退社の時間を意識して仕事ができる【生産性が上がる】

会社に出社する時間を意識すれば、会社を退社する時間も意識しますよね。

例えば90分制の飲食店に行けば、開始する時間を意識して、終了する時間も意識すると思います。そんな感じです。

そして終了する時間(僕の場合16時)を意識すると

仕事をその時間までに終わらせないといけないという感覚に陥り、かなり集中力が高まります。

まるでゲーム感覚のように仕事が捗ります。

それに、早く終了するといえどきっちり働くべき就業時間は守っているわけです。

同じ時間働くのでしたら、早く出社して、集中して業務を行い、早く終わらせたくありませんか?

フレックスタイム制をうまく活用すれば、そういった状態を作り出せます。

このメリットを使うほかありませんよね。

【コアタイム無し】である必要はあまりない

ここまで解説してきましたが、「コアタイム無し」のフレックスタイム制であるかどうかは

あまり重要ではありません。

1番の大きな理由は結局その時間はどっちみち会社にいるからです。

例えばコアタイムが11時〜15時だった場合。

どんな勤務パターンにしたとしても、ほぼ間違いなく会社に居ますよね。

また、多くの場合、その時間に会議等があるはずですから出社していなければなりません。

午前中だけ働きたい。12時で退社したい。

そういう日はコアタイム無しだとフレックスタイム制を使用できますが
殆どの場合は、午後休を取ります。

就活生やこれから転職しようと思っている人がいれば、是非参考にして下さいね。

【今後の展望】フレックスタイム制は素晴らしい

この記事の結論ですが、とにかくフレックスタイム制は素晴らしいです。

そういった制度が整った会社に行ったほうがいい、むしろ行くべきだと思います。

また、これからの時代は更にワーク・ライフバランスが求められ、自由に働くことの重大さが増していきます。

時代の流れにあった、企業や会社を選び、ぜひより良い社会人生活を歩みましょう。

なんだか良く分からないと言う人は、とにかく下の新書を読んでみて下さい。

結構世界が変わりますよ。

ABOUT ME
リョー
ブログを書いているごく普通の会社員です。アルバイトや本業の会社でも採用や教育に関わることが多いです。厳しい社会を生き抜くHow to を発信しています。